Background for Promotions.png

薬剤探索のための前臨床イメージング応用例のご紹介

様々な病症に対する新しい治療法を取り入れていくためには、研究者は治療薬候補の生物学的特性について評価する必要があります。これらの特性には、ターゲットの占有率、薬物動態(PK),薬力学(PD)、生体内分布などが挙げられます。これらの解析は臨床試験の前に行われる前臨床試験で実施されます。

(受容体占有率試験などの)インビトロアッセイや(MRI, PET, SPECT, 生体内発光などの)縦断的な解析、組織イメージングなどの多様なアプローチを組み合わせることで、複数のエンドポイントにおいて、正確な測定が行えます。

本ウェビナーは、神経系・がん関連にフォーカスを当てて、Invicroの前臨床探索サービスチームによる創薬研究を支援の方法をご紹介します。その中には,クライオ蛍光トモグラフィー(cryofluorescence tomography : CFT)と呼ばれるユニークな3次元イメージング解析方法も含まれています。

ウェビナーでは以下の点についてご紹介します。

・Invicroのイメージングサービスの全体像とコアとなる応用事例  

・Invicro独自の3D組織イメージング技術と遺伝子治療やがん免疫療法における使用例

・がんにおける腫瘍溶解性ウィルスを含む生物療法のイメージングによる評価方法と創薬における3本柱の評価方法での使用例

・InvicroのサイエンティストであるLisa Wells(Ph.D.)とCiara Finucane (M. Sc.)による質疑応答

Wednesday, August 26, 2020
4:00PM JST
Ciara Finucane | Vice President of Discovery & Preclinical Services, Invicro
Lisa A Wells, BSc Hons, PhD | Head of CNS Discovery Applications, Invicro

Your privacy is important to us and your information will be kept confidential.

演者のプロフィール

Ciara Finucane
Vice President of Discovery & Preclinical Services, Invicro

Ciara Finucaneは、Invicroの創薬と前臨床を担当するヴァイスプレジデントです。Ciaraは15年以上の前臨床イメージング分野での経験を有しており、特に核イメージングの技術と放射性核種を用いたがん診断や治療の評価の経験を有しています。彼女が専門知識を有する分野は、前臨床のSPECT/PET imagingであり、アカデミアと製薬企業と共同して試験設計を行い、核イメージング診断の実行とプロジェクト管理の業務を担っています。Ciaraは2003年に、Trinity College Dublinで自然科学、特に生理学の分野で優等学位(Honors degree)を取得、2005年にはKings College Londonで科学捜査に関する修士の学位を取得しています。卒業後は、Center for Molecular Imaging内にあるQueen Mary University of LondonのBart’s Cancer instituteで5年の歳月をがん治療と造影剤の研究に費やしました。CiaraはBioscanにディレクターとして参加し、フィールドアプリケーションチームのマネージメントを行い、製品管理と協業企業との研究プログラムの調整に集中的に取り組みました。Bioscanでの3年間の経験を経て、彼女は前臨床イメージング試験におけるSPECT/CT、 PET/CT イメージングカメラについてのシステム設計、パフォーマンス、バリデーションに関する専門的な技術を取得しました。これらの経験をInvicroでの業務に活かし、直近の7年間は創薬やトランスレーショナルなイメージング部門において製薬会社のスポンサーとのやりとりを担っています。現在、CiaraはグローバルなInvicroの創薬研究チームを率いており、Invicroのロンドンオフィスで働いています。

Lisa A Wells, BSc Hons, PhD
Head of CNS Discovery Applications, Invicro

Lisa Wellsは、InvicroのDiscovery CNS applicationsのリーダーを努めています。薬理学分野における15年以上の経験に裏打ちされた専門知識は、新規放射性リガンドやターゲットエンゲージメントの評価、In vivoでの薬力学的な測定データの評価に関する組織学的な解析、トランスレーショナルなPET イメージングの技術設計と適用になります。彼女は、University of Surreyで神経薬理学のPhDを取得する前に、医療生化学の分野でfirst-classの優等学位を取得しています、2007年にはGlaxoSmithKline Clinical Imaging Centreに参加し、核イメージング分野に自身の前臨床試験での分子イメージングの技術を創薬支援の役割を担いました。その後、ImanovaのCentre for imagingの生物学のヘッドとして移籍(2011)しました。Invicroでは、製薬会社に関する知見を用いて、グローバルに Discovery CNS applicationsチームをリードしています。特に、その専門知識を生かして、トランスレーショナルから臨床試験への移行を視野に入れて明瞭な試験結果を提供する最適な試験設計を支援します。

受講者数には

限りがあります。